協会からのお知らせ

誰にだって水仙の花があるはずなんだ

こんばんは。

親勉チビーズ協会代表 いしいおうこです。

 

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おうこの駄話  

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で、前回の続き。

その散歩をするわけですよ。

1歳過ぎの子どもと一緒に。

 

0歳の時から、散歩は退屈で。

だって、一人でベビーカー押して

くるっと歩いたって、面白くもなんともないって。

とにかく退屈で仕方なかった。

はやく仕事をしたくて仕方なかった。

 

え?楽しいこともあるし、

十分可愛いとも思うけど。

何したらいいの。

 

そんなある日。

今までむすっとした顔して

ベビーカーを無言で押してたのに。

 

ある時ね。

たまたま花壇のそばに

ベビーカーを置いて、

止めてたの

スマホ見てたよね。

 

ぴょんぴょん

ベビーカーが動くじゃない。

 

その先を見たら

水仙の花がこちらを見て

花子が手を出そうとぴょんぴょんしてた

水仙の花を見て

ニコニコしてた。

 

大っ嫌いな散歩の中に

大発見した瞬間だった。

 

あの水仙の花を

わたしは決して忘れない。

 

ね。

そうやって。

子どものキラキラを

一体、私たちは、何個見逃しているのでしょう。

 

あの子と

一緒になって、

水仙を眺めることができたんじゃないのか。

ほんのちょっとあの子を見たら気づいたかもしれない。

あの子の視線の先を

もっと一緒に見てあげたらよかったんじゃないのか。

 

もっとわたしの知らない

宝物がそこにはあったんじゃないか。

掬えなかったそのカケラを

今からだって、

手のひらを目一杯広げ、

掬えるんだ。

 

まだ、間に合う。

子育てとは、その繰り返し。

 

その度にお母さんという生き物は、

あの子たちの心の広さに愛の深さにこうべを垂れる。